企業経営を行っていく中では、節税対策も必要になってきます。
しかし、ただやみくもに節税対策を行うだけでは、キャッシュフローの悪化につながりかねません。
本稿では、中小企業でおすすめの節税対策にはどのようなものがあるのかについてみていきましょう。
設備投資での経費を増やす節税方法
まず一つ目は、設備投資での経費を増やす節税方法です。
この節税方法は利益を圧縮することができる一方で、経費を増やす方法になるので、その分キャッシュフローが悪化します。
そして、設備投資を行うことで今後の利益が期待できる節税方法になりますが、注意をしなければならない点があります。
それが、減価償却です。
設備投資を行う際には、高額な機器を購入することもあるかと思いますが、中小企業においては30万円を超える固定資産は全て減価償却での経費計上になります。
つまり、1年ですべて経費計上できないのです。
その結果、利益は出ているのにその分のキャッシュが残らないという状況が発生してしまいます。
その代わり、中小企業では30万円以下の少額減価償却資産においては即時償却が可能であるのでこちらは活用できる方法の一つになります。
人件費に掛けて節税
次は、人件費に経費を掛けて節税する方法です。
この方法には2つの種類があり、一つは役員報酬の改定などの直接的な人件費、もう一つは福利厚生費の活用で従業員に対しての間接的な還元になります。
役員報酬などを改定することによって利益を圧縮することができますが、その代わりに年度内での改定は経費に計上できなくなる可能性があるので注意が必要です。
また、従業員に対しての福利厚生費に関しては、社員旅行の企画や福利厚生サービスの活用などといった活用の仕方があります。
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