03-3209-7326
初回相談30分無料
営業時間
平日:10:00-18:00

相続税の申告・納付

  1. 山﨑会計事務所 >
  2. 相続税・事業承継に関する記事一覧 >
  3. 相続税の申告・納付

相続税の申告・納付

 相続税は、相続財産が「3000万円+600万円×法定相続人の数」である基礎控除や配偶者控除といった、相続税の諸控除を上回った場合に発生します。
相続財産が確定し、相続税の諸控除を上回ることが確認された場合、被相続人の死亡時の居住地を管轄する税務署に相続税の申告が必要になります。可能な限り、相続分を決めた上で申告を行うべきですが、相続分が確定していなくても、申告、納付を行うことは可能です。なお、相続税の申告期限は、相続開始の日の翌日から10ヶ月目の日となっているので、注意が必要です。

 相続税の納付は、申告者が行い、申告書に記載された金額を納付することになります。もし、納付期限である、相続開始の翌日から10ヶ月目の日を超えても納付できなかった場合は、期限超過後2ヶ月以内は7.3%と前年11月30日時点の公定歩合+4%のいずれか低い方、期限超過後2ヶ月以上経つと、年14.6%の割合で計算した延滞税を追加で納めなければなりません。また、延滞が5年以上経過した場合、連帯納付の義務に基づいて、申告者以外の相続人全員が連帯して相続税を納付しなければなりません。

 もし、一度に相続税を納付できない場合は、延納や物納の申請をすることによって、合法的に納付を延期、または、現金以外の方法で行うことができます。ただし、厳しい要件をクリアする必要があるので、しっかり確認しておきましょう。
また、新たに相続財産が見つかった時は修正申告、納付額が過大であったときは更正の請求を行うことによって、申告額を変更することができます。ただし、修正申告は、納付期限が過ぎた後だと、追徴課税がなされる恐れがあるので、注意が必要です。

 山﨑会計事務所では、新宿、高田馬場をはじめとした、東京23区周辺などで、節税、事業継承、相続、相続税、土地の贈与税、みなし相続財産などについて取り扱っております。お気軽にご相談ください。

山﨑会計事務所が提供する基礎知識

  • 後継者への贈与

    後継者への贈与

    後継者に対して贈与による財産移転を行う場合には、額によっては贈与税が発生します。贈与税は、年間に基礎控...

  • 記帳代行とは

    記帳代行とは

    記帳とは、事業を行っていくなかで生じた様々な取引の内容を「帳簿に記入をすること」を指します。日々の取引...

  • 決算の流れ

    決算の流れ

    決算は、領収書や請求書などの証憑書類の整理からはじまります。 証憑書類に加えて、通帳のコピーなども手元...

  • 税理士の役割

    税理士の役割

     税理士は、税務を独占業務として行う士業であり、税務代理や税務書類の作成代理、税務相談などを行っており...

  • 準確定申告

    準確定申告

     生前、被相続人に所得があった場合、所得税が発生することになります。所得税の申告は、通常、1月1日から...

  • 年末調整・法定調書

    年末調整・法定調書

     年に1度行う必要のある、年末調整や法定調書の作成業務も、税理士の業務範囲です。従業員から必要な書類を...

  • 税理士・公認会計士に資金繰りを依頼するメリット

    税理士・公認会計士に資...

    法人の資金繰りは人間でいう「血液の循環」のようなものであり、いくら業績が良くてもキャッシュフローが悪化...

  • 資金調達・融資対策

    資金調達・融資対策

    会社経営には、資金が常に必要です。起業の際や事業拡大のために資金が必要な際や、資金ショートが起こりそう...

  • 税務相談

    税務相談

     税理士は税務に関する専門家です。そのため、税務相談では、その高度な専門知識を活かして、税務に関する様...

よく検索されるキーワード

ページトップへ