03-3209-7326
初回相談30分無料
営業時間
平日:10:00-18:00

遺言書の確認・検認

  1. 山﨑会計事務所 >
  2. 相続税・事業承継に関する記事一覧 >
  3. 遺言書の確認・検認

遺言書の確認・検認

 遺言書には、主に、自筆証書遺言と公正証書遺言、秘密証書遺言の3種類があります。このうち、公正証書遺言は公証役場にて内容を記入し、公証役場の倉庫等で保管するため、その内容や存在の保全を図ることができます。一方、自筆証書遺言と秘密証書遺言は、自分で記入し、自分で保管するため、その遺言書を見つけた何者かに内容を偽造されたり、破棄されてしまう恐れがあります。

 そこで、そういった事態への対処として、遺言書を見つけたら家庭裁判所に持って行き、検認という手続を取る必要があります。検認は、相続人に対し遺言の存在及びその内容を知らせるとともに、遺言書の形状、加筆訂正の有無、日付、署名など、検認を行った日における遺言書の之内容を明確にして、遺言書の偽造・変造を防止するために行われます。

 検認に持って行く際には、発見後遅滞なく、封を開ける前に家庭裁判所に提出し、検認の請求をする必要があります。検認手続きが済んでいない遺言書は、不動産の名義変更や相続登記、銀行の口座の解約などに用いることができません。また、検認は遺言書の有効性を証明する轍d期ではないため、検認の手続を経なくても遺言書の内容の有効性は保たれます。ただし、検認前に遺言書を開封したり、検認をせずに遺言に沿った手続を進めると、5万円以下の過料になるので、注意が必要です。

 山﨑会計事務所では、新宿、高田馬場をはじめとした、東京23区周辺などで、節税、事業継承、相続、相続税、土地の贈与税、みなし相続財産などについて取り扱っております。お気軽にご相談ください。

山﨑会計事務所が提供する基礎知識

  • 税理士・公認会計士に資金繰りを依頼するメリット

    税理士・公認会計士に資...

    法人の資金繰りは人間でいう「血液の循環」のようなものであり、いくら業績が良くてもキャッシュフローが悪化...

  • 遺贈にかかる税金の計算方法

    遺贈にかかる税金の計算方法

    遺贈とは、遺言書を以って財産を受遺者に対して無償譲与することをいいます。この遺贈に基づき遺産を承継する...

  • 税務書類の作成

    税務書類の作成

     税務申告を行うためには、申告用の書類を作成し、それを提出する必要があります。しかし、この申告用の書類...

  • 会社設立・起業支援

    会社設立・起業支援

    会社設立には、登記など煩雑な手続きが必要です。また、経理の知識など、様々な専門知識も必要です。税理士に...

  • 年末調整・法定調書

    年末調整・法定調書

     年に1度行う必要のある、年末調整や法定調書の作成業務も、税理士の業務範囲です。従業員から必要な書類を...

  • 決算とは

    決算とは

    決算とは、企業の1年間の売上や経費をとりまとめ、利益や損失を算出することです。 個人事業主の場合だと、...

  • 会計参与

    会計参与

     会計参与とは、株主総会、取締役、取締役会、監査役などと並ぶ、取締役などと共同して、計算書類等を作成し...

  • 経営アドバイス

    経営アドバイス

     税理士は、会計に関する専門知識を活かして、経営アドバイスを行うことができます。  具体的には、決算...

  • 副業の確定申告

    副業の確定申告

    最近ではサラリーマンの方でも副業を行い、確定申告を行うケースが増えてきています。 副業の確定申告で押さ...

よく検索されるキーワード

ページトップへ