相続人が複数存在し、そのうち2人以上が被相続人の財産を承継する場合は、各相続人ごとに割り当てられた相続分に応じて、遺産分割を行う必要があります。
遺産分割の方法には、現物を相続分に応じて分割を行う現物分割、相続財産を全て売却してそのお金をきれいに分割する換価分割、一部の相続人が相続財産の全てを承継し、承継されていない相続人に対して、相続分に応じた自己の財産を交付する代償分割などがあります。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあります。特に、現物分割の場合は、各相続財産ごとに価値に開きがあるため、相続分通りに相続できないことが考えられます。
そういった場合には、代償分割のように、多く相続した相続人から、少なく承継した相続人に対して、その差額を多く承継した相続人の財産から交付するなどすれば、相続分に応じた承継が可能となります。しかし、こうした現金を用いる場合は、譲渡取得税などがかかるため、考慮する必要があります。
では、こうした遺産分割の相続分はどのようにして決定するのでしょうか。
それは、遺言が存在した場合と存在しない場合に分けられます。遺言が存在した場合は、基本的には、遺言の内容に従って相続分を決定します。遺言が存在しなかった場合は、法定相続分などを参考に、相続人全員で行われる遺産分割協議で決定されます。なお、遺言が存在したした場合でも内容に不満があれば、遺産分割協議で相続人全員の合意を得て、遺言に従わない形で相続分を決定することが可能です。遺産分割協議は、相続人全員の合意がなければ成立せず、合意がどうしてもとれない場合は、家庭裁判所で審判にかけることになります。相続人全員の合意がとれた場合は、その内容に従って、遺産分割協議書を作成することになります。この遺産分割協議書は、銀行口座を解約したり、不動産の名義を変更するときに必要となります。
山﨑会計事務所では、新宿、高田馬場をはじめとした、東京23区周辺などで、節税、事業継承、相続、相続税、土地の贈与税、みなし相続財産などについて取り扱っております。お気軽にご相談ください。
遺産分割協議と遺産分割
山﨑会計事務所が提供する基礎知識
-

事業再生
過剰債務に陥ってしまうなどした場合は、税理士の会計の知識などをもとに、外部から客観的に状況分析を行い...
-

中小企業が設備投資をす...
中小企業が新しい設備を導入する際、資金面で不安を感じることも多いでしょう。 そんなとき、補助金を...
-

相続放棄、限定承認
相続放棄とは、その名の通り、相続する権利を丸々放棄して、一切の相続財産も相続しないことを言います。 ...
-

後継者への贈与
後継者に対して贈与による財産移転を行う場合には、額によっては贈与税が発生します。贈与税は、年間に基礎控...
-

税務書類の作成
税務申告を行うためには、申告用の書類を作成し、それを提出する必要があります。しかし、この申告用の書類...
-

【税理士が解説】税務調...
確定申告した内容に関して、税務署が疑念を持った場合に行われるのが税務調査です。 税務署の職員が事...
-

会計参与
会計参与とは、株主総会、取締役、取締役会、監査役などと並ぶ、取締役などと共同して、計算書類等を作成し...
-

節税を成功させるために
決算対策のために特別償却を行ったり、月次決算の度に財務状況を確認する経営者の方は大勢いらっしゃるかと思...
-

経営アドバイス
税理士は、会計に関する専門知識を活かして、経営アドバイスを行うことができます。 具体的には、決算...